《ミレナへの手紙》(読み)みれなへのてがみ

世界大百科事典(旧版)内の《ミレナへの手紙》の言及

【カフカ】より

…こうした懊悩を基底にして14年には《審判Der Prozess》の大部分が執筆され,短編《流刑地にて》も完成。16‐17年には精緻で幻想的な小品やアフォリズムが多く書かれたが,喀血して肺結核と診断され,療養生活をくりかえすうちに,20年,ミレナ・イェセンスカMilena Jesenskáとの恋愛時代にはいり,《ミレナへの手紙》を残す。22年長編《》を執筆し,恩給年限に達して保険局を退職。…

※「《ミレナへの手紙》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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