世界大百科事典(旧版)内の《みんなチップスつき》の言及
【フィッシュ・アンド・チップス】より
…イギリス各地にこれを売る店があり,店内で食べてもよし,新聞紙にくるんでもらい,よそで食べてもよい。イギリス庶民の日常生活のシンボルのように考えられ,A.ウェスカー作の戯曲《みんなチップスつき》(1962)という題が示すとおり,安レストランではどの料理にもチップスがつき,安油のにおいがぷんぷんするその味が庶民生活の懐かしさといじましさを痛感させる。しかしイギリスの魚もジャガイモも味そのものは悪くないから,揚げたてを食べればかなり美味である。…
※「《みんなチップスつき》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」