ムカイドキ(読み)むかいどき

世界大百科事典(旧版)内のムカイドキの言及

【育児】より

…これらは生児の村をこえた世間への仲間入りの機会でもあった。 生後満1年の初誕生をムカイドキなどといい,餅をつき親類知己を招いて祝う。このころは子どもが立歩きを始めるという飛躍的な成長の時期であり,ここまで無事に育てば育児にも一応のめどがつくため,初誕生はほぼ全国的に祝われている。…

【初誕生】より

…日本の庶民の伝承では誕生日の祝いは,ほとんど生後満1年の初誕生に限られていた。初誕生の祝いは地方によってムカワリ,ムカイドキ,タイジョウ,タンカヨイなどとよび,誕生餅をついて,産婆や親戚,近隣を招いて祝う。満1年ころは立歩きができるようになり,飛躍的な成長をみせる時期なので,ハツアルキを中心にしたさまざまな儀礼が行われている。…

※「ムカイドキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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