ムハンマド・ブン・トゥグジュ(読み)むはんまどぶんとぅぐじゅ

世界大百科事典(旧版)内のムハンマド・ブン・トゥグジュの言及

【イフシード朝】より

アッバース朝から半独立したエジプトのトルコ系イスラム王朝。935‐969年。初代のムハンマドMuḥammad b.Ṭughj(在位935‐946)が,アッバース朝カリフ,ラーディー(在位934‐940)から,イスラム以前の東北イランにおいて地方君主を意味したイフシードを称号として与えられたことから,この王朝の名称が起こった。ムハンマドはエジプトの政治的混乱を収拾するとともに,シリアの支配権も得て,モースルに根拠を置くハムダーン朝と対立した。…

※「ムハンマド・ブン・トゥグジュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む