ムハンマド・ムフシヌッディーン(読み)むはんまどむふしぬっでぃーん

世界大百科事典(旧版)内のムハンマド・ムフシヌッディーンの言及

【ファラーイジー運動】より

…彼は2度のメッカ巡礼を行い,出身地のファリードプル(東ベンガルのデルタ地帯)を中心にムスリム農民の間を説教して回り,ムスリムとしての宗教的義務(ファラーイズFarā’iẓ)を厳しく守ることを訴え,運動参加者にはムスリムの生活に取り入れられたヒンドゥー教の慣習,儀式を捨てるように誓わせた。この運動はその子,ムハンマド・ムフシヌッディーンに引き継がれてから,戦闘的な農民運動に発展し,彼は1840年代に運動の組織化を図り,自ら頂点に立ち〈教団の長〉となった。彼は〈土地は神のものである〉と説き,地主による土地の独占は許されないと主張したため,ムスリム小作農民がこの運動に加わり,農民による地主襲撃が起こった。…

※「ムハンマド・ムフシヌッディーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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