世界大百科事典(旧版)内のメアンダースクロールの言及
【氾濫原】より
…その結果,河道は次第に側方に移動して谷壁を刻み,谷幅を広げると共に,谷底には砂やシルトなどのはんらん原堆積物が堆積してはんらん原が形成される。 はんらん原上には,蛇行切断によって形成された三日月湖,はんらんによって形成された河岸の微高地である自然堤防,自然堤防と谷壁との間に形成された後背湿地などのほか,蛇行河道の凸岸側に発達する蛇行州(ポイントバー)やはんらん原堤またはメアンダースクロール,はんらん原堤とはんらん原堤とにはさまれたはんらん原濠などの地形が認められる。このような地形が良好に発達するはんらん原は各地にみられるが,特に,ミシシッピ川やミズーリ川などの例が代表的である。…
※「メアンダースクロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」