世界大百科事典(旧版)内のメガーズ,B.J.の言及
【文化】より
…主として猿人類から新人類にいたる文化の発展を研究する立場に立つ人々と,文化を生態学的に研究する立場に立つ人々がこの見方をとり,文化を,生態学的に有用で,社会的に伝達される行動様式としてみ,文化の変化を適応の過程と見る。メガーズB.J.Meggersは,〈人間は一個の動物であり,したがって他のすべての動物と同様,その生存のためには,周囲の環境との適応関係を維持していかなければならない。人間は主として文化を媒介としてこの適応をとげてゆくものであるが,そのプロセスの方向は,生物の適応を支配する自然選択の法則によって規制される〉と述べている(《アマゾニア》)。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」