世界大百科事典(旧版)内のメキシコ中央高原の言及
【アナワク高原】より
…メキシコ中央部よりアメリカ合衆国との国境にまで広がる高原。メキシコ中央高原ともよぶ。狭義にはこの高原の南部,サカテカス山脈,サン・ルイス山脈より南の部分を指す場合もある。…
【メキシコ】より
…この両山脈は南に向かうにつれて高度を増し,南部の太平洋岸で合して南シエラ・マドレとなって東西に走り,テワンテペク地峡を越えてグアテマラに至っている。東・西のシエラ・マドレと南シエラ・マドレに囲まれた地域は,標高1000~2000mの広大なアナワク高原(メキシコ中央高原)となっている。南シエラ・マドレの北側に,バルサス低地帯をはさんで,これと平行に東西に走るメキシコ新期火山帯があり,東・西のシエラ・マドレと重なって,ポポカテペトル,イスタクシワトル,オリサバなど,標高5000mを超える高い火山列をつくっている。…
※「メキシコ中央高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」