世界大百科事典(旧版)内のメランビー,E.の言及
【くる病(佝僂病)】より
…17世紀にはF.グリッソンがくる病について詳細に記述している。しかし,くる病についての本態が明らかになったのは20世紀に入ってからで,1919年イギリスのメランビーE.Mellanbyが,子イヌに実験的にくる病を起こすことに成功したことによって,ビタミンD欠乏症であることが明らかになった。成長の盛んな小児では,骨の組織が正常に形成されるためには十分なカルシウム,リンなどの無機質とビタミンDとが必要である。…
※「メランビー,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」