メレ・フラ(読み)めれふら

世界大百科事典(旧版)内のメレ・フラの言及

【フラ】より

…踊りは胸部を固定し,手,腰,足,そして表情ことに目を優雅に動かして,太陽,鳥,海などの自然を描写的に表現するパントマイムの要素をもつ。音楽はゆったりバウンスするリズムにのった詠唱的な歌に打楽器(太鼓もしくはイプ)がつくのが古典的な形で,この歌をメレ・フラmele hulaという。 1820年以降アメリカからキリスト教の宣教師が来島し,フラを不道徳的なものと曲解して禁止,その後19世紀末期に再興されてモダン・フラの時代を迎えるが,商業主義に毒された俗悪な腰振り踊りがフラあるいはフラ・ダンスと呼ばれた例が多く,フラに対する誤解は今なお払拭されていない。…

※「メレ・フラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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