世界大百科事典(旧版)内のメンシコフ,A.D.の言及
【エカチェリナ[1世]】より
…リトアニアの農家の出。北方戦争中ロシア軍に捕らわれ,ピョートル1世の寵臣メンシコフの邸で帝に知られて寵を得,彼女もよく尽くして1712年正式に結婚,24年皇后になった。翌年のピョートルの死後推されて帝位につき,先帝時代の緊張のあとをうけて税を引き下げ,行政を簡素化し,ロシア科学アカデミーを開設したが,女帝は文盲で,政治の実権はメンシコフや26年発足の枢密院が握った。…
※「メンシコフ,A.D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」