メーラー,J.A.(読み)めーらー

世界大百科事典(旧版)内のメーラー,J.A.の言及

【教会史】より

…古代,中世の年代史家chroniclerが多少自分の見解を入れたのに比べ,16世紀以来の年譜作者annalistは,史実にできるだけ忠実であろうとする客観性を重視した。マビヨンJean Mabillon(1632‐1707)らのマウリーニ学派により古文字学,古文書学,年代学も創始され,膨大な教会保管文書の組織的研究が進められたが,これらの研究を土台にして19世紀前半のドイツには,チュービンゲン大学のメーラーJohann Adam Möhler(1796‐1838)らを中心として,一種の歴史神学や教会論が盛んになった。しかし,教皇庁が新スコラ学を支持してこれを危険視したため,この流れはプロテスタント側に受けつがれ,各研究者の多少主観的観点からの教会史解釈が20世紀前半まで流行した。…

※「メーラー,J.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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