世界大百科事典(旧版)内のモアヘッド,P.の言及
【培養】より
…培養細胞がウイルスの増殖の場を提供することにより,抗ウイルス性ワクチンの開発と大量生産への道をもたらした。また,ヒトの腫瘍細胞も継代培養のできる細胞株を生ずることから,ヒトの組織にも関心が集まり,正常二倍体細胞は有限の寿命をもつというヘイフリックL.Hayflickと,モアヘッドP.Moorheadの細胞老化に関する古典的な研究(1961)を導いた。癌研究やウイルス学に加えて,他の研究分野も細胞培養法に負うところが大である。…
※「モアヘッド,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」