モティーフ素(読み)もてぃーふそ

世界大百科事典(旧版)内のモティーフ素の言及

【昔話】より

…ヨーロッパの昔話は,結婚にいたるまでの上向きの前半生を主たる話題としているので,それに慣れているヨーロッパ人には,インディアンの昔話は昔話とはみえないのだが,そこに明確な構造があることを明らかにした功績は大きい。ダンダスは,また,プロップの機能という術語には多少あいまいさがあるので,これをモティーフmotif,Motivに対するモティーフ素motifeme,Motivemとした。そして,同一モティーフ素に,具体的に別な行為が詰めこまれたばあい,これを異モティーフallomotif,Allomotivとよんだ。…

※「モティーフ素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android