最新 地学事典 「モルガヌコドン」の解説
モルガヌコドン
学◆Morganucodon
ローラシアの上部三畳系~中部ジュラ系より知られる哺乳形類の属。冠群としての哺乳類には含められない。初期の哺乳形類としては最もよく知られている属の一つ。模式種はM. watsoni。下顎に歯骨以外の骨が縮小しつつも残存しているなど,基盤的な特徴をもつ。本属を含めモルガヌコドン類の大臼歯は,3つの主咬頭(こうとう)が近遠心に並ぶ,真三錐歯類のものと似た構造を示すが,両者の間に直接の類縁関係はないとされる。参考文献:W.G. Kühne(1949) Proc. Zool. Soc. Lond., Vol. 119:345
執筆者:楠橋 直
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

