モレー,M.(読み)もれー

世界大百科事典(旧版)内のモレー,M.の言及

【グラン・ギニョル】より

…最初はサロン座と称した。97年以降,メテニエOscar Méténier,モレーMax Maureyらによって,恐怖感と並はずれた陽気な笑いの混交した短編戯曲が次々と上演されて客足を引き,特に恐怖物で評判が上がった。E.A.ポーの小説翻案で売り,通称〈恐怖の王Prince de la Terreur〉といわれた座付作者アンドレ・ド・ロルドAndré de Lordeらの活躍で,度を越したメロドラマや恐怖物の芝居一般を指して〈まるでグラン・ギニョルだ〉という表現まで使われるようになり,今日では,この語はそのような演劇ジャンルの名称として用いられる。…

※「モレー,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android