モロゾフ,B.I.(読み)もろぞふ

世界大百科事典(旧版)内のモロゾフ,B.I.の言及

【アレクセイ・ミハイロビチ】より

…ピョートル1世の父。即位当初実権を握っていた貴族モロゾフBoris Morozovとその一党に対する都市住民の反感は,専売にされた塩の価格高騰を契機にモスクワ以下の諸都市で1648年に〈塩一揆〉という暴動となって表面化した。彼はモロゾフを退陣させるとともに,士族および都市住民上層の請願にこたえて新法典編纂のために全国会議(ゼムスキー・ソボル)を召集した。…

【モロゾフ家】より

…代々ボヤーレ(貴族)の称号をうけ,貴族会議への参加権を与えられて,モスクワ国家の行政機関や宮廷内で重職についた。一族のうちでも17世紀中葉にツァーリのアレクセイ・ミハイロビチのもとで実権を掌握したボリス・モロゾフBoris Ivanovich Morozov(1590‐1661)が特に有名。一族は大土地領主でもあり,ボリスの時代には5万5000人の農奴を有した。…

※「モロゾフ,B.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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