世界大百科事典(旧版)内のモントフォルト伯の言及
【フォアアールベルク】より
…ブレゲンツ伯家は1154年に,同系のフレンドルフ伯家も80年に断絶,その遺領はシュタウフェン家に帰した。1208年以降モントフォルトMontfort伯家が勢力を張ったが,その後スイスから転進したハプスブルク家が14~16世紀にモントフォルト伯の支配領域を次々に蚕食し,1523年にはブレゲンツをふくむ直轄領を創出した。市民と農民だけから成る領邦議会は,領邦君主であるハプスブルク家への貸付けで政治的発言権を強め,領地の処分に抵抗した。…
※「モントフォルト伯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」