世界大百科事典(旧版)内のヤコブの杖の言及
【大航海時代】より
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[第2期 1480‐1529]
ポルトガルでは1480年にジョアン2世が即位し,一時中断されていたアフリカ西海岸での活動が再開された。まず航海技術の面について述べると,四分儀の代りにイスラム教徒から学んだアストロラーブが導入され,また簡単な測定用具としてヤコブの杖が使用された。また低緯度地域で太陽の高度から緯度を測定するための赤緯表を含む航海暦が編纂された。…
※「ヤコブの杖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」