世界大百科事典(旧版)内のヤフヤー・アルワーシティーの言及
【イスラム美術】より
…最後の作品は,裕福な市民階級の台頭を示唆するように,都市の庶民生活から多くの主題が選ばれている点で重要である。このなかには,絵師ヤフヤー・アルワーシティーの筆になるものがある。メソポタミア派の作品にみられる,赤,黄(金)色で塗りつぶした背景,人物像の頭光,顔貌,衣服,ポーズ,画面構成などは,いずれもビザンティン的である。…
※「ヤフヤー・アルワーシティー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」