世界大百科事典(旧版)内のヤマギリの言及
【アブラギリ(油桐)】より
…樹皮の浸出液はタンニンを多く含み,皮なめし用,漁網染料とされた。別名は油木,毒荏(どくえ),イヌギリ,ヤマギリ。中国のシナアブラギリA.fordii Hemsl.およびカントンアブラギリA.montana Wils.や太平洋諸島のククイノキA.moluccana Willd.(英名candlenut tree)からもキリ油が得られ,中国,台湾を含め広く栽培される。…
【サワグルミ】より
…日本特産種で,北海道,本州,四国,九州の温帯域にみられる。材はマッチの軸木,器具,家具などに用いられ,とくに下駄材としてヤマギリの名で呼ばれる。樹皮は細工物に用いる。…
※「ヤマギリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」