世界大百科事典(旧版)内のヤムソベイの言及
【西シベリア低地】より
…地質学上は,変位をうけた古生層からなる基盤の上に,ほぼ水平に,軟らかい,しかしきわめて厚い(3000~6000mに達する)中生層が静かな海に堆積(一部陸成のものもある)してできたもので,とくにジュラ紀~白亜紀層の中には石油,天然ガスの埋蔵が知られており,1960年代に開発がはじめられ,現在も盛んに探査が行われている。オビ川中流のサモトロール油田,ウスチ・バリク油田(これらは日本でチュメニ油田と総称しているものに含まれる)の石油,ウレンゴイ・ガス田,その南のヤムソベイ,タズ湾西岸のヤンブルグの天然ガスはよく知られており,ヤンブルグからは西ヨーロッパまで長距離ガス・パイプラインの建設が進んでいる。【渡辺 一夫】。…
※「ヤムソベイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」