世界大百科事典(旧版)内のヤングの理論の言及
【回折】より
… 回折現象の研究は,17世紀のF.M.グリマルディに始まり,T.ヤング,A.J.フレネルら多くの人々によって研究されてきた。回折現象を説明する理論には,大きく分けてホイヘンス=フレネルの理論とヤングの理論がある。前者はホイヘンスの原理に基づくものであり,回折現象が生ずるスリットや障害物の通過領域に二次的な球面波を出す二次波源を考え,二次波源からの球面波の干渉として回折現象を説明しようとするものである。…
※「ヤングの理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」