世界大百科事典(旧版)内のヤーキス天文台の言及
【天文台】より
…80年代の後半にはさらに,カリフォルニア工科大学の10mサブミリ波用,イギリス,オランダ連合の15mミリ波用,カリフォルニア大学の10m可視赤外線用,そして90年代にはアメリカ国立電波天文台の25mミリ波用の各望遠鏡の建設が予定されている。 以上のほかの著名なアメリカの天文台としては,惑星観測の歴史を誇るローエル天文台(1894創設),世界最大の口径1mの屈折望遠鏡(1897完成)をもつヤーキス天文台,このヤーキス天文台の台長であったG.E.ヘールが1904年初めて西部に創設したウィルソン山天文台(2.5m反射が主要望遠鏡)などを欠かすことはできない。また太陽観測ではクライマックス・コロナ観測所(コロラド山中),サクラメントピーク観測所(ニューメキシコ),ハレアカラ観測所(ハワイ諸島マウイ島),ビッグベア天文台(カリフォルニア)などがある。…
※「ヤーキス天文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」