世界大百科事典(旧版)内のユーゴスラビア民族運動連合の言及
【ナチス】より
… 南東欧においては,ギリシアに〈ギリシア国民社会主義党〉があり,ブルガリアには,ナチスを模倣して32年にクンチェフにより〈国民社会主義ブルガリア労働者党〉が樹立されるが,いずれも発展しなかった。ユーゴスラビアでは,34年11月ナチスに強い共感を寄せる〈ユーゴスラビア民族運動連合〉が誕生,党員は右手をあげて敬礼し,古代スラブ社会のシンボルであるクロウタドリの徽章を着用。これとは別にクロアチアには,〈ウスタシャ運動〉があり,その指導者A.パーベリチは41年4月政権を樹立,深緑色の制服を着用する運動の行動隊を結成していた。…
※「ユーゴスラビア民族運動連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」