世界大百科事典(旧版)内のユーロダラー・シンジケート・ローンの言及
【ユーロダラー】より
…これらのユーロダラーCDや変動利付債には流通市場があり,流動性も高い。 銀行の対顧客貸出しで1970年代後半から80年代初めに重要性を増したのはユーロダラー・シンジケート・ローンEuro‐dollar medium‐term syndicated loan(ユーロ信用Euro‐creditともいう)である。リスク分散を図るため銀行が協調して融資団を組成し,全体として巨額の貸出しを行うもので,同一の借手に対して数億ドル,ときには十数億ドルにのぼることもあり,融資銀行団が50行を上回ることもある。…
※「ユーロダラー・シンジケート・ローン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」