ユーロ・レフト(読み)ゆーろれふと

世界大百科事典(旧版)内のユーロ・レフトの言及

【ユーロコミュニズム】より

…それとともにフランス共産党は,伝統的なモスクワ寄りの姿勢を復活させ,〈ソビエト社会主義の成果〉を肯定し,ソ連軍によるアフガニスタンへの介入,ポーランド〈連帯〉への抑圧を是認するにいたった。ユーロコミュニズムは分裂し,代わってイタリア共産党のベルリングエルとミッテランやブラントらのヨーロッパ社会主義政党の指導者との会談が行われ,〈ユーロ・レフト(ヨーロッパ左翼)〉ということばも使用されるようになった。1980年代に入ってフランスとスペインでは社会党主導の政権が成立し,共産党の勢力は後退した。…

※「ユーロ・レフト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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