世界大百科事典(旧版)内のヨハン・ジキスムントの言及
【ブランデンブルク】より
…プロイセン王国の中核となったドイツの領邦(ラント)。ドイツの北東部,エルベ川の西岸からオーデル川にいたる一帯を占め,ハーフェルHavel川とシュプレー川がこの地域の主要な水路をなす。土地はあまり肥沃でなく,沼沢が多い。紀元前2世紀ごろまでは,ゲルマン人の一部族のセムノネスが居住していたが,その後スラブ系のウェンド人がこの地に入り込んで定住した。
[辺境伯領の形成]
10世紀はじめにドイツ王国が成立すると,国王オットー1世は,ウェンド人に対する防衛のため,この地域に辺境領ノルトマルクを設けた。…
※「ヨハン・ジキスムント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」