世界大百科事典(旧版)内のライオン神の言及
【クシュ王国】より
…おもな遺跡はナカ,ムサワラット・エス・スフラ,ワド・ベン・ナカ,ウンム・ウスダ,バサなどで,多くはエジプト様式の建造物に浮彫や絵画で種々の神や,クシュとその敵との戦いなどが表されている。メロエ独自の神としてアペデマク神がいるが,これはエジプトでもナパタでも知られていないライオン神で,インド由来の神である。ナカにはキオスクと名づけられる小神殿があるが,この神殿は,アフリカ大陸で最も南にあるローマ様式の建築として注目される。…
※「ライオン神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」