世界大百科事典(旧版)内のライナハ,A.の言及
【法現象学】より
…E.フッサールの現象学の方法に依拠して法を解明しようとする法哲学・法学。フッサール現象学じたいの発展のどの段階に拠るかで異なるが,初期現象学の〈本質直観〉の方法に拠るものとしてライナハA.Reinach,シュライアーF.Schreier,カウフマンF.Kaufmann,フッサールG.Husserlの諸著がある。ライナハは《民法の先験的基礎》(1913)で所有や契約の本質を論じた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」