ライース(読み)らいーす

世界大百科事典(旧版)内のライースの言及

【俠客】より

…しかし,ズアルが〈ならず者〉あるいは〈盗人〉の域を脱してフトゥッワと結びつくようになるのは,16世紀以降のことである。 アイヤールやアフダースは,アリーフあるいはライースと呼ばれる長を選出してその指導のもとに軍事力を組織し,財源確保のために市場の商人から保護料を徴収した。彼らはムルッワ(男らしさ)やフトゥッワを行動の規範とし,トルコ軍人と戦ったり,富裕者の財産を略奪したりする一方では,女性や弱者の保護を旨としていた。…

※「ライース」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android