世界大百科事典(旧版)内のラウオルフィアの言及
【インドジャボク】より
…中国(雲南省)からタイ,マレー半島,インド,ジャワに分布する。根および根茎はインドでは毒ヘビの咬傷や精神病の治療に用いられていたが,1950年代になって,レセルピンreserpineなど含有されるヨヒンビン系を主とする多数のアルカロイド類の構造や薬効についてくわしく研究され,重要な薬用植物(ラウオルフィアとよばれる)となった。中枢鎮静作用と,細動脈を拡張し血圧を降下させる作用があり,高血圧に効果がある。…
※「ラウオルフィア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」