世界大百科事典(旧版)内のラオイの言及
【シリア王国】より
…その他の地域はペルシアの制度を踏襲して総督領(サトラペイア,サトラップ)に分かち(前3世紀前半で20あまり),総督(サトラペス)が統治した。生産の主たる担い手はラオイ(農民)と呼ばれる人々であった。ギリシア・マケドニア人の勢力を扶植するために都市や軍事植民地(カトイキア)を建設することは,セレウコス1世,アンティオコス1世,4世の治世に精力的に行われた。…
※「ラオイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」