世界大百科事典(旧版)内のラオ,S.R.の言及
【ロータル】より
…この水槽を舟溜りと解し,当地を対メソポタミア交易の根拠地とする説があり,またこれを灌漑用水池とする説もある。1954‐63年に発掘をしたラオS.R.Raoによると,ロータルには前期(インダス文明都市期)と後期(インダス文明衰退期)がある。前期には,他の都市にみられない赤色黒縁土器black‐and‐red wareや雲母混りの赤色土器,灰色土器があって,地方的な様相を当初から示し,後期にはその傾向がいちじるしくなり,彩文にも他ではみられない特色があらわれている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」