ラグランジュの正三角形解(読み)らぐらんじゅのせいさんかくけいかい

世界大百科事典(旧版)内のラグランジュの正三角形解の言及

【多体問題】より

…これらの事情は古典力学だけでなく,量子力学で電子などを扱うときにも同じである。古典力学で扱われた特殊な三体問題としては,3質点がつねに一直線に並んでいる場合(オイラーの直線解という),3質点が伸縮する正三角形の配列を保ちながら重心を焦点とする楕円を描く場合(ラグランジュの正三角形解という)などが有名である。 一般の場合の近似法としては,十分に正確な一体問題の解を出発点とし,それからのわずかのずれを摂動とみなす摂動論が,天文学では有効で広く使われる。…

※「ラグランジュの正三角形解」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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