世界大百科事典(旧版)内のラ・シェーズ・ディウ修道院付属教会の言及
【オーベルニュ】より
…しかし,この大聖堂はフランスでのマリア信仰の中心地として多くの信者を集め,また,中世における指折りの巡礼地であったスペインのサンチアゴ・デ・コンポステラに至る重要な道筋のひとつとして,巡礼が列をなしたという。なお,オーベルニュ地方東端のラ・シェーズ・ディウ修道院付属教会には,内陣裏手に〈死の舞踏〉の壁画があり,中世末の時代精神をみごとに表現した作品として名高い。
[オーベルニュ人気質]
山里に生きるオーベルニュの人々は,しんぼう強い剛毅の人として知られていた。…
※「ラ・シェーズ・ディウ修道院付属教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」