ラス・シャムラ刻文(読み)らすしゃむらこくもん

世界大百科事典(旧版)内のラス・シャムラ刻文の言及

【シリア・カナン神話】より

…粘土板は,たちまち世界の言語学者の注目を集め解読作業が開始された。このようにして,30年には,最初のラス・シャムラ刻文テキストが復元され,王室文書をはじめとして,これまで未知であったバアル神話やケレト王の叙事詩など古代ウガリト文学の全容が,初めて明らかにされたのである。 それによると,これらの文書が記録された前14,前13世紀の時代,ウガリトは世襲による王制とかなり整備された官僚組織をもつ都市国家として,東部地中海世界に君臨していた。…

※「ラス・シャムラ刻文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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