世界大百科事典(旧版)内のらせん対称の言及
【結晶】より
…
[鏡映対称]
また図形がをもつと,それは反転の点を通って回反軸に垂直な面の側の図形の部分が,他の側の部分をその面で映したような関係になっているので,その対称要素は鏡映面とよばれ,この場合はの代りに鏡mirrorのmで表す。
[らせん対称]
さらに,回転と回転軸の方向の並進tとの合成であるらせん(螺旋)も結晶構造の対称操作となりうる。この名はこれを繰り返すと点が軸を取り巻くらせんの上に並ぶことによる(図12)。…
※「らせん対称」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」