世界大百科事典(旧版)内のラディチェビッチ,B.の言及
【ユーゴスラビア】より
…そして1850年マジュラニッチたちとウィーンで会合すると,セルビア語とクロアチア語は共通の言語であるとする〈文語協定〉を締結し,将来の文学活動に計り知れない刺激を与えた。セルビアのロマン主義を代表したのは詩人ラディチェビッチBranko Radičević(1824-53)とヤクシッチDura Jakšić(1832-78)である。また19世紀中ごろロシアやフランスのリアリズムに影響されながら,クロアチアの過去を散文に再現したシェノア,セルビア随一の児童文学者ズマイ,スロベニアのユルチッチの活躍も注目される。…
※「ラディチェビッチ,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」