世界大百科事典(旧版)内のラバール神父の言及
【ガンビエ[諸島]】より
…住民はポリネシア人で,パンノキ,バナナ,タロイモなどの自給農業を営む。かつて2000人以上の人口を数えたが,1834年に来島したラバール神父が島民を使役して巨大な石造の聖堂を建立し,この苦役によって島民の死亡があいつぎ,人口が一挙に激減した。建坪でパリのノートル・ダム大聖堂をもしのぐこの聖堂は,マンガレバ島のリキテアになお現存している。…
※「ラバール神父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」