世界大百科事典(旧版)内のラベルトン,V.H.の言及
【日本語】より
…最近,小沢重男が108例につき日本語とモンゴル語の比較を行っているが,似ているということは示し得ても科学的な証明には至っていない。(2)南方説 古くはV.H.ラベルトンが,《日本・マライ・ポリネシア語族の分枝としてのオセアニア諸語と日本語》(1925)のなかで南方に日本語の語源を求めようとしている(例,〈うを〉uwo:ジャワ語iwak)。村山七郎は《日本語の誕生》(1979)の中で南方系説を推進し(例,〈花〉pana:インドネシア系チャモロ語baa),日本語は南島系の言語に北方のアルタイ系言語が混合したものであるという仮説を提起した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」