世界大百科事典(旧版)内のラム・ウォンの言及
【タイ】より
…こうした結婚式や宴会などには,クルアン・サーイ合奏(弦楽器を中心に笛とリズム楽器を加えたもの)やマホーリー合奏(ピー・パートとクルアン・サーイにルバーブ系統の3弦の楽器を加えた規模の最も大きい器楽合奏)が用いられる。このほかに,簡単なラム・ウォン(輪踊)も盛んで,祭りのときには必ず踊られるといってもよい。 音楽形式の中で大きなものはタオと呼ばれるもので,基本の旋律型を段によって発展させていき,ここでは各楽器の個性が生かされ編成も多様である。…
※「ラム・ウォン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」