世界大百科事典(旧版)内のララスの言及
【音階】より
…また,日本の雅楽理論では主音の絶対音高を示す,壱越(いちこつ)調,黄鐘(おうしき)調などという用い方もあったが,これは,十二律の音律名ともなり,さらに旋法の種類を指すことともなった。 インドネシアのララスlarasという語は通常,音階と同義語として扱われているが,厳密には必ずしも一致していない(図9)。例えばララス・ペロッグlaras pélogという場合は7音の音列を指すが,実際の旋律はその7音から5音を選んで構成される3種の音階のいずれかに基づいている。…
※「ララス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」