ラロック・プラン(読み)らろっくぷらん

世界大百科事典(旧版)内のラロック・プランの言及

【ラロック】より

…その間,1944年から51年までは労働省の社会保障長官として活躍し,とくに第2次大戦後の〈フランス社会保障計画〉(1945)の策定を主導したことで有名である。イギリスのベバリッジ報告(1942)との対比でみたラロック・プランの顕著な特色は,社会保障の〈自主管理〉や給付の〈個別性〉を重視したことである。51年参事院に復帰後は,国内では社会保障全国金庫の理事長などの要職を兼務しながら,パリ大学付属政治研究所,国立行政学院その他の教授となり,多数の著書,論文を公にしている。…

※「ラロック・プラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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