ランシット運河(読み)らんしっとうんが

世界大百科事典(旧版)内のランシット運河の言及

【クローン】より

…デルタの下流部においては,王族,官僚貴族による大規模なクローンの開削が展開し,その沿岸には彼らの大土地所有が実現していった。これらのクローン開削による新田開拓の最大のものは,パトゥムターニー県を中心とするランシット運河体系で,多くの王族や中国人,西欧人が関与していた。ランシット運河地域を含むデルタ下流部においては,今日にいたるまで,地主・小作間の争いが絶えない。…

※「ランシット運河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」