世界大百科事典(旧版)内のランフランコ,G.M.の言及
【平均律】より
… オクターブを均等に分割するという考え方は,すでに実践の面においては15世紀のリュート奏者などの間で行われていたとみられる。しかし,これを理論的に最初に定式化したのはランフランコGiovanni Maria Lanfranco(?‐1545)やサリーナスFrancisco de Salinas(1513‐90)らの16世紀の音楽理論家である。その後,半音を17 : 18にとるガリレイVincenzio Galilei(1520ころ‐91)や,幾何学的算定法を用いたメルセンヌらにおいて12平均律の理論が提示された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」