世界大百科事典(旧版)内のラータデーバの言及
【スールヤ・シッダーンタ】より
…同じタイトルで二つの書物が知られている。一つはアールヤバタ(476‐?)の弟子ラータデーバLāṭadevaが,アールダラートリカĀrdharātrika学派に基づいて著したものであるが,バラーハミヒラによる引用でしか残っていない。もう一つは8~9世紀に著されたもので著者は不明であるが,いろいろな学派をうまく折衷しており,よくまとまっているのできわめてよく読まれるようになった。…
※「ラータデーバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」