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ラーフーン(読み)らーふーん

世界大百科事典(旧版)内のラーフーンの言及

【エジプト美術】より

…カルナック大神殿第3ピュロン(塔門)の用材に転用されていたセンウセルト1世の即位30年祭典用の小神殿は,前後に階段つき斜路をもつ基壇上に合計20本の角柱で支えられた吹き放しの小祠堂であった。 センウセルト2世がラーフーンal‐Lāhūnのピラミッド建設のために造った職人の町(ピラミッド都市)は,多くの住宅と共に,直交道路をもつ計画都市の遺跡としてよく知られている。職人の住宅は95~170m2の大きさで,中庭式の平面であった。…

【住居】より


[古代エジプト,メソポタミアの住居址]
 古代エジプトの住居は日乾煉瓦の壁体をもち,陸屋根を架けていたが,形式としては1棟の住居としてつくられるものと,中庭型住居とに分かれる。第12王朝のセンウセルト2世がピラミッド建設の労働者のために造営したラーフーンal‐Lāhūnの町には,密集した労働者住宅と,中庭をもつやや大型の工事監督官の住宅とが見られる。前2000年ころのメソポタミアでは,日乾煉瓦のドームをもつ円錐形住居,田舎に見られる長方形で陸屋根をもつ住居,そして都市に見られる中庭型住居の3種類からなっていた。…

※「ラーフーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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