世界大百科事典(旧版)内のリケッチア・オリエンタリスの言及
【恙虫病】より
…俗に〈恙無し〉はツツガムシに感染していないことから転じて,〈無病〉の状態をいうようになったとされている。病原体はリケッチア・オリエンタリスRickettsia orientalisで,野ネズミや野鳥などに寄生する病原体保有のツツガムシ幼虫に刺されることによって,皮膚を通して感染,発症する。ヒトからヒトへの感染や,あるいは他の動物からヒトへの感染はない。…
※「リケッチア・オリエンタリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」