世界大百科事典(旧版)内のリシリビャクシンの言及
【ネズ】より
…ネズミサシ属は北半球に約15種があり,ビャクシン属Sabina約45種をこれに含めることもある。日本には,九州以北サハリンまでの海岸に生える匍匐(ほふく)性のハイネズJ.conferta Parl.,本州北部の高山に生える低木性のミヤマネズJ.communis L.var.nipponica (Max.) Wils.と北海道の高山からシベリアにかけて分布するリシリビャクシンvar.saxatilis Pall.があり,両変種の母種セイヨウネズ(英名common juniper)は北半球に広く分布し,幹が立って,ときに高さ6~7mに達する。その球果を入れた蒸留酒がジンである。…
※「リシリビャクシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」